@yuichirominato 2018.10.05更新

D-Waveの新しい量子コンピュータクラウド環境LEAPを使ってみる

D-Wave QUBO イジング 量子アニーリング

はじめに

米国とカナダで新しいD-Wave社のクラウド環境のLEAPが発表され、登録することで無料の使用時間をもらえるようになりました。それに合わせて日本からアクセスを試みるもののできなくてという話になっていますが、弊社MDR社では自由にLEAPを使うことができますので、紹介してみたいと思います。

D-Waveとは?

カナダのベンチャー企業で、量子アニーリングと言われる量子効果を活用したアルゴリズムをハードウェア実装したマシンです。

企業情報:
本社所在地:カナダブリティッシュコロンビア州バーナビー
設立:1999年
事業内容:量子コンピュータのハードウェアとソフトウェアを商用製品として提供
従業員数:160名(Ph.D 55名)

引用元:https://www.dwavesys.com/resources/media-resources

引用元:https://www.dwavesys.com/resources/media-resources

詳細はカナダのホームページを参照してくださいませ。
https://www.dwavesys.com/

日本語サイトもあるようです。
http://dwavejapan.com/

LEAPとは?

今回D-Waveがプロ向けのクラウド環境の他に、コミュニティ機能や無料使用時間を搭載した新しいLEAPのプラットフォームを並行して立ち上げました。

新しいLEAPの画面はLEAPやD-Waveマシンの紹介、そしてデモの使い方、SDKのインストールの仕方などが書いてあります。ダッシュボードは下記のようにアカウントのタイプやAPItoken、QPUの使用時間や残時間が細かく載っています。個人的なあれですので、ちょっと情報は削除させてもらっています。

下の方には、使用できるハードウェアとソフトウェアのマシンのリストや、APIのendpoint情報、マシンの稼働状況などが載っています。弊社は企業で借りているのでプランが違う可能性があり、表記は異なる可能性があります。みた感じ、有料プランには優先権などが付与されているような表記があります。

メニュー

メニューでResourceでは、デモをみれたり、SDKをダウンロードできたり、APItokenを確認したり、各種ドキュメントを読んだりができます。

同様にAboutには事例紹介があったり、Learning documentにはドキュメントの他にJupyternotebookタイプで学べるものもあります。Jupyternotebookは開くと自分のアカウントに紐づけられた領域になっており、中にたくさんのDemoがはいっており、それを全部やるだけでもかなりお腹いっぱいになりそうな分量です。

企業事例はVW社の交通最適化やNASAの機械学習、ロスアラモスの分子ダイナミクスシミュレーションなどの記事があります。

ミュニティ機能、サポートが大幅拡大

今回搭載された機能でめぼしいのがコミュニティ機能で、D-Waveに関して困っていることをトピックごとに聞くことができます。掲示板機能があり、わからないことやヘルプをここで確認できるのはとても嬉しいところです。

リリースされたばかりで米国・カナダのみからのアクセスですが、そのうち全世界でD-Waveがいろいろな形で活用されそうな気がしました。

以上です。

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